食感を維持できる業務用パン粉
パン粉の状態を維持するには
飲食店であれば、パン粉料理をすぐに提供することができます。
ですが、惣菜屋さんやお弁当屋さんではそうもいきません。
揚げた惣菜をお客さんが食べるまでには時間がかかってしまいます。
実際は揚げてから何時間も経った後に、お客さんが食べることも多いです。
揚げたときはおいしいのにお客さんが食べるときはおいしくなっていない。。そんなことも多くあります。
揚げたときの状態をなるべく長く維持するには
・ 揚げてから包装するまでの時間を長くとる
・ 油を特徴のあるものにする
・ パン粉を特徴のあるものにする
の3点になります。
揚げてからの包装するまでの時間を長くとる
まず、「揚げてからの包装するまでの時間を長くとる」ですが、意外と効果がある対策です。
生産の都合などもあり、揚げたての商品をパッケージに入れることがあります。
ですが、この場合商品から水蒸気などが出ているため、パッケージ内に充満します。
そのため、しばらくすると衣が水っぽくなり、ベタッとした食感になります。
実は、少し冷めた商品をパッケージに入れると揚げたときの食感を長時間維持できます。
もし、可能でしたら、こちらを試していただければと思います。
ですが、これに関しては生産上の都合により対応できない場合があります。
その場合、パン粉を変えることで対応することができます。
パン粉を特徴のあるものにする
パン粉を経時変化に強いパン粉にすることで、食感を維持することができます。
経時変化に強いパン粉の特徴としては、油を吸いにくい必要があります。
【パン粉の種類別の油の吸い具合】
油の吸いやすさ | 油を吸いにくい | 油を吸いやすい |
焼成 (パンの焼き方) | 電極式 | 焙焼式 |
種別 | 乾燥パン粉 | 生パン粉 |
上記の表だけを見ると
・ 電極式の乾燥パン粉が経時変化に強い
となります。
実際に電極式の乾燥パン粉は経時変化に強い商品となります。
ただ、欠点として食感が固い傾向があることと、乾燥パン粉のため、パン粉が多くつかず、ボリューム感に欠ける点があります。
そのため、経時変化に強いパン粉として最も人気のある商品は
・ 電極式の生パン粉
になります。
また、焙焼式のパン粉でも目立ちのよい商品は油を吸いにくいため、経時変化に比較的強い傾向があります。
ある程度、軽い食感とのバランスを取りたいときに、焙焼式の目立ちのよいパン粉を選ばれる場合もあります。
経時変化に強いパン粉のおすすめ
電極式のパン粉です。
電極式のパン粉は比較的固い食感が多いですが、こちらの商品はとても軽い食感となっています。
またキシロース配合により色付きの良い商品です。
5mmまたは7mmのパン粉であれば、幅広い用途に対応しています。
電極式のパン粉です。
こちらの商品もとても軽い食感となっています。
上白糖をバランスよく使用しているため、目立ちもよく、揚げ色がしっかりとつく商品となっております。
焙焼式のパン粉です。
焙焼式としては、目立ちがよく油を吸いずらい商品です。また、軽めの食感としっかりとした揚げ色が特徴の商品です。
経時変化に強いパン粉のサンプルセット
経時変化に強いパン粉のサンプルセットがありますので、ご関心のある方お気軽にご依頼ください。
惣菜全般におすすめの業務用パン粉サンプルセット
お悩みから選ぶ
色付きを変えたい | 配合する糖分の量や種類によって、揚げ色を調整できます。 詳しく見る |
食感を改善したい | 使用する原材料やパンの焼き方によって、食感を変えることができます。 詳しく見る |
パン粉のつきの良さ | パンの水分量によって、つき具合を変えることができます。 詳しく見る |
パン粉のコストを抑えたい | 使用する原材料によってコストを抑えることができます。 詳しく見る |
揚げた後の状態を維持したい | パン粉によって、経時変化への対応力が異なります。 詳しく見る |
油の使用量を少なくしたい | パン粉の種類を変えることで、油の使用量を少なくすることができます。 詳しく見る |
目的から選ぶ
業種業態から選ぶ
商社・問屋 | お客様のご希望に応じた商品をご提案します。 |
スーパー | 経時変化に強い商品がおすすめです。 |
お弁当・給食など | 経時変化に強く、特徴のある商品がおすすめです。 |
食品加工・セントラルキッチン | 機械付けに向いている商品がおすすめです。 |
飲食店 | 用途別おすすめパン粉をご覧ください。 |